
創刊号特集記事
「Work LIFE」創刊号ページは、CUCの小橋社長が登場!CUCのビジネスとその背後にある価値観を読者にお伝えします!
1. 社長インタビュー:社長はどのようにして自身の仕事とライフスタイルを調和させていますか?
小橋社長:自分の場合、深く仕事を考えたことはあまりなくて、どちらかと言えば、自然現象で仕事している感じ。会社を立ち上げた2000年に長女が生まれ、2004年に長男、その後2007年に次男と、子供が産まれる度、自然と仕事に本気で向き合っていました。結果、妻とは離婚することになりましたが、順調にビジネスは拡大し、年商20億円を達成することができました。良い意味で子供達に仕事を教えられたのかな?とも思ったりします。
記者:プライベートのことをここまで教えて頂いて記事に掲載してもよろしいのでしょうか?(汗)
小橋社長:これはまずいなと思うところがあれば、カットしてください!良くも悪くも思ったことは発言するタイプなので気にしないでください。皆様のお心遣いでなんとか生きてます(笑)
記者:なるほど、こちらで調整致します(笑)失礼致しました。続けてお話し頂けますでしょうか?
小橋:コロナ禍の2020年、父が亡くなり、仕事が大変な時期に、今の妻と再婚しましたが、2021年に長女を授かり、2023年に長男を授かりました。コロナ、会社統合、為替変動など大変な時期でしたが、様々な変化に対応することができたのも、嫁と子供のおかげだと思っています。そういう意味で仕事とライフスタイルの調和と聞かれると、自分の場合は、他の人達よりも仕事とプライベートが強く密接に関係していて自然に本気で向き合っているとしか言えないですね。
記者:プライベートはかなり波乱万丈というのでしょうか、かなり勢いを感じます。社長は本能のまま生きているのかもしれませんね。
2. ビジネス哲学の解説:社長のビジネス哲学や経営理念に基づいた取り組みや考え方をお聞かせください。
小橋社長:Workhouseを2000年に創業してからの三年間は、朝5:30から夜の9:00まで年中無休で「がむしゃら」に仕事していました。身体と精神は本当に強く密接に関係していて、創業時に65キロあった体重が53キロに減ってしまい、試着室に移った自分を見た時、このままでは会社が潰れると気付かされました。そんな時「一倉定の経営心得」という本を読み、内容を1日で頭に叩き込み、この本に書いてあることを実践しようと考えました。本に書いてあることは当たり前のことなのに、何故か仕事を難しくしていましたが、この本に助けられました。考えていること、自分のオモイ、自分の持っている力をありのままに、すべてお客様にさらけ出そう、そうすればきっとわかってくれる。そこからは人モノ金、全てがうまくまわって行きました。この時から「オモイをカタチにする」という言葉を自分の経営哲学にしました。また、一倉定の経営心得を採用時に従業員にプレゼントすることもこの時から続けています。いつかこの本に助けられることがあればと。
「写真挿入:オモイをカタチにする経営パネル」
記者:私も一倉定は聞いたことがありますが、1日で頭に叩き込むなんて、信じれないのですが?
小橋社長:「一倉定の経営心得」とういう本は、一倉定の社長学シリーズの中から社長に求めれれる重要な項目をピックアップした本で、コンパクト手帳のような本です。当時はトイレの中に一冊とバックの中に一冊置いて暇があれば読んでいました。流石に社長学シリーズを1日で読む人はこの世にいないでしょう。(笑)

3. お客様の声:実際のお客様の声や体験談を掲載し、社長がどのように顧客満足度を向上させているかを聞いてください。
手袋メーカーのFさん:小橋社長にはじめてあったのは私が36歳の頃、とにかく若いのにやる気があって、これは売れる、これは売れない、こんな商品を作ったら?と即断即決。凄いのは、聞く耳を持っているところかな、素直に聞くことは聞く。売場作りやPOPにしても、こだわりが凄かった。どこの作業服屋さんもやっていないことをいつも考えて何かしている。食事に行っても酒を飲んでもいつも仕事の話ししかしていなかったけど、楽しくて、一緒に仕事していて勉強になるし、成長もできた、他の仕入先の営業マンも同じように感じていたと思いますよ。よい意味でも悪い意味でも、あそこまでお客様のことを考えて仕入先を巻き込んで仕事している人は他にはいませんでしたよほんまに。お客さんがお店に来て買い物して喜んで帰られている、それを見て営業マンと小橋社長が笑顔になる、それがすべてじゃないですかね!
記者:お聞かせ頂きありがとうございます。仕入先の営業マンやお客様が喜ぶというお話しは聞いていて私も笑顔になってしまいます。
4. イベント・活動報告:会社で行っているイベントや地域活動など、社会貢献活動や企業文化に関連する情報など教えてください。
小橋社長:地域活動についてですが、自分の考え方として、Workhouseの出店こそが地域貢献だと考えています。出店することで地域の働く人々にあらゆる面で貢献していると信じています。私たちは、弊社の従業員もお客様も家族もWorkhouseに関わるすべての人が「元気ハツラツ楽しくオモシロク」なることをテーマにしています。この数年出店が止まっていましたが、地域貢献が停滞しているということになりますので、今後はどんどん出店をして行かなければなりませんね!また弊社のコーポレートスローガンとして、社会貢献活動として社会に活力を生み出し、ワークライフの向上に貢献すること、「INNOVATE WORK」を掲げていますので、最高のサービスを社会に送り出していければと考えています。
記者:手袋メーカーのFさんにインタビューさせて頂いた際に仕入先の営業マンもお客様も「皆んな笑顔になる」というお話しとリンクするお話で、なるほど!と思いました。
5. 未来展望:社長は将来どのような方向性を目指しておられますでしょうか?新たな事業展開や成長戦略に関する展望をお聞かせください。
小橋社長:会社が創業100年を迎えることができる会社にすること、そしてその先に続く人材を育てること、それが自分の仕事だと考えています。若さと勢いだけと揶揄され、仕事とプライベートで色々な出会いと別れを経験してきましたが、そんな自分も気づけばあっという間の52歳です。外見も中身も年老いてきていますが、仕事とプライベートにおいても「オモイをカタチにするための時間」は残りわずかです。会社も81年を迎えていますが、まだまだオモイはカタチにできておらず不完全なので、元気ハツラツ楽しくオモシロク仕事をして年老いているけど勢いは半端ない!そんな強くて魅力のある100年企業にしたいですね!
編集後記:「Work LIFE」創刊号は、CUCの小橋社長の生きざまを通じて、仕事と人生の調和、ビジネス哲学、お客様との絆、地域への貢献、そして未来に向けた展望まで、多岐にわたるテーマを取り上げました。小橋社長の率直で情熱的な言葉には、仕事を通じて人生を豊かにするヒントが詰まっています。彼の物語は、ビジネスだけでなく、人生そのものにおいても、どのように前向きに、そして意味ある形で進んでいくかを教えてくれるでしょう。この創刊号を通じて、読者の皆様が何か新しい気付きを得られることを心から願っています。次号も、さらなる深い洞察と実践的な知識をお届けできるよう、努力を続けてまいります。
聞き手 | 文
インタビュー編集部 | 月影忍(Tsukikage Shinobu)
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